四日市あすなろう鉄道は2015年4月に近畿日本鉄道から経営分離した内部・八王子線を運営する第三セクター(近鉄75%と四日市市25%の出資)の鉄道です。主力となるモ260形を全編成の四日市方に連結した3連で運行されます。これらは近鉄時代となる1982~1983年に近畿車両で新製された車両ではありますが、冷房車ではありませんでした。しかし四日市あすなろう鉄道として再出発にあたり冷房改造が進められています。そのためにサ181が新たにデビューしています。
撮影場所:日永
ク110形 (114・115:2両)ク110形はサ131・133を改造して制御車としたものです。260系に準じた運転台ユニットを取り付け、内装も一新、四日市寄り妻面には新たに貫通路を設置しました。またブレーキをACA-Rへ交換、台車も新製のKD-219Eへ交換するなど、ほとんど新造に等しい大がかりな改造工事が実施されています。(1994~95年にかけてブレーキはHSCブレーキ化されています。)