S1 横浜市交通局(横浜市営地下鉄) 1.3号線 ブルーライン 2000形

2000形は、1984年の新横浜、戸塚延伸にあわせて製造されました。
地下鉄車両としては全国で始めてとなる新製時からの冷房車です。
1000形とは違いオールステンレス車両で、
電機子チョッパ制御装置を採用した省エネ車両でもあります。
6連×9本(15 - 23F、54両)が製造されました。
ところが1000形と時を同じくして2006年12月を最後に
そのすべてが廃車となってしまうのです。
製造されてからの経年は20年前後にすぎません。
車両の製造コストも結構高くついたのにこれはいったいどういうわけでしょう。
それは3000形とドア幅が異なり2007年12月から開始されたワンマン運転によるホームドアに対応できなかったのがその理由です。台車等部品の一部は3000S形に引き継がれてはいるのですが、私は最も薄幸な地下鉄車両の一つだと思っています。

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