若桜鉄道は鳥取県や沿線地方自治体等などの出資により設立された第三セクターの鉄道会社です。
国鉄再建法施行により第1次特定地方交通線に指定され、
廃止されることになった(JR西日本)若桜線を1987年に引き継ぎました。
2008年に駅舎、転車台など23の鉄道構造物が一括して国の登録有形文化財に登録されるなど、歴史的な価値は高いのですが、経営状態は思わしくなく、
2009年に鉄道施設が若桜町および八頭町に譲渡され、
若桜鉄道は第二種鉄道事業者として列車の運行をおこなう鉄道会社となりました。
若桜駅で保存されている蒸気機関車C12を本線走行させる「SL走行社会実験」を実施するなど新たな試みがみられます。