富山地方鉄道 10030系は 1991~96年にかけて京阪3000系の車体に営団地下鉄の足回りを組み込んで製造されました。当初、台車は営団日比谷線3000系のFS-336を使用しましたが、同じ3000系のFS-510に交換され、更に1996~99年にかけてJR発生品のDT32に交換されるものも表れました。これに伴い主電動機もMB-3054からMT54となって高出力化(75kW→120kW)
されています。(147**形は90まで使ってしまったからか。高出力化に伴う形式の変更は行われていません)。 導入当初は特急用を中心に運用されていましたが、ワンマン化されています。 2013年3月には京阪に唯一残っていた3000系(8030F)が廃車になり、組み込まれていたダブルデッカーが譲渡されました。同年8月からダブルデッカーエキスプレスとして運行しています。