東武5700系は1951~53年に特急用車両として製造されました。デビュー当初は正面2枚窓の湘南マスクに翼型の3本ラインで「ねこひげ」と呼ばれていました。転換クロスシート車で放送室までありました。これはのち売店・サービスカウンターへ変更されましたがこのサービスはDRCのジュークボックスに繋がっていきます。5年後に1700系が登場してからは急行、快速急行、団体列車用として活躍しました。1991年に引退し、5701号機が東武鉄道博物館に保存されています。