800系は神戸有馬電気鉄道開業時から活躍していた旧型車の足回りを流用した車体更新車です。
2扉ロングシート車ですが片開き扉と両開き扉があり、各々両運転台車と片運転台車があります。
62~68年に合計17両が新造されました。のち電装解除して1100形の中間車1212・1213となったものもあります。
他系列と併結できなかったので単独の運用が組まれていました。
91~93年に廃車されました。
なお神戸電気鉄道は1988年4月 神戸電鉄に社名を変更しています。その際塗装が変更されたものもいます。
神鉄唯一の電気機関車であるED2001は1929年に新造されました。
急勾配での運用に備え 抑速発電ブレーキのほか電磁吸着ブレーキを装備しています。
新形式車に2000番台を譲って 701に改番されました。
晩年は事業車として、ホッパ貨車サホ762+クホ761と組んで砕石の輸送にあたりました。
2011年に姿を消しました。