新京成 8000形
1978~85年にかけて6連×9本=54両製造されました。
18m級の片側3ドアのスチール製車体で特になんということはないのですが、
おもしろいのは制御方式です。
①抵抗制御(01・03編成) (*新京成では01編成は8502編成とされています。)
②界磁チョッパ制御(07・15編成)
③VVVFインバータ制御(05・09・11・13・17編成)の3通りがあるのです。
モーターについても
①抵抗制御編成は直巻直流電動機、②界磁チョッパ制御編成は複巻直流電動機(ともに三菱製、出力110kW)
③VVVFインバータ制御はかご形三相誘導電動機(東芝製 出力160kW)と違いがあります。
ただし駆動方式・歯車比はWN平行カルダン駆動・5.47
編成も6両固定(MT比4M2T)で統一されています。
起動加速度は2.8km/h/s(抵抗制御編成・界磁チョッパ制御編成)で、
モーターの出力をUPしたVVVFインバータ制御編成は3.0km/h/sとなっています。
①については、そのままで、②については③に変更されてゆくと思われます。