大井川鐵道 井川線 cワフ0形 緩急車 cワフ1

撮影場所:川根両国

cワフ0形
4.5t積載の鋼製2軸緩急車。車体は半鋼製で自重5.0t。
1953年に中部電力専用線(井川線の前身)が日本車輌製造で1 - 4の合計4両を製造しました。この貨車の一番の特徴は井川線用と大井川本線用の連結器を双方備えていることです。通常の鉄道ではレール面から880mmの位置にありますが、井川線規格のレール面から640mmの位置にも装備されています。同じ1067mm軌間でありながら車両の規格が異なる井川線車両が大井川本線に乗り入れる際の連結器変換アダプター(控車)の役割をcワフ0形は兼ね備えているのです。