近江鉄道 800系
1990年から96年にかけて廃車された西武401系を譲受し改造した20m車です。
マスクを交換、側面の一部を切り欠き、ブレーキのHRD化・ワンマン化などがなされました。
1993年には竣工した801Fでしたが、八日市線の改良工事が完了する1999年にようやく営業運転を開始したという経緯があります。なおラストナンバーの811Fがデビューしたのは2005年です。821.822Fは種車である401系のマスクをそのまま利用したグループで西武の車籍を引き継いでいます。
カルダン駆動で冷房装置も付いている西武401系ですが、元を正せばその車体は1964年製の411系で吊り掛け駆動の電車です。遠からず主役の座を新100系に譲ることになるのではないかと思われます。