近江鉄道 500形は1969~83年に近江鉄道彦根工場で製造(名義上は改造)されました。1系の後継車両となる16m級の中型車で、片側3扉、前面貫通型の車体をもつ、吊り掛け駆動の非冷房車です。モハ500形+クハ1500形で2連を組みます。旧型車から流用のイコライザ台車をはいていましたが、1980年代に空気バネ台車(FS40)に取り替えられ、ブレーキも電気指令式HRDに更新され、モーターや制御機器等も共通化が図られました。2004年より順次除籍され、一部の車体は彦根に留置されていましたが2012年には解体された模様です。