新潟交通 電車線
新潟電鉄により1933年に「燕-県庁前」全線が開通。
1943年戦時統合により新潟交通電車線となりました。
新潟駅前まで延伸する計画もあったのですが実現せず
1960年代をピークに利用者はじり貧状態となります。
ワンマン化、無人駅化などの合理化を進めたものの、
1992年3月には軌道区間である白山前(←県庁前)- 東関屋間が廃止されます。
これを機に東関屋駅での連絡バスを運行、乗継割引料金も設定したのですが、
翌1993年7月 月潟 - 燕間が廃止され、
残る東関屋 - 月潟間も利用者の減少を食い止められず、
1999年4月電車線は廃止、新潟交通は鉄道事業から撤退しました。
一本の路線として運用されていましたが、
法制上は鉄軌分界点を境に 「燕」方が地方鉄道法による鉄道、「県庁前」方が軌道法による軌道となります。