長野電鉄2000形は、1957年。観光用の一部座席指定の特急車両としてデビュー。
当時、狭軌用車両としては画期的なWN駆動で、75Kwモーター「MB3032-A」をMM方式で制御する「ABF-108-15」の最先端の3両編成でした。(なお必要に応じて2~4に編成替えも可能)
そして、ファンデリアに蛍光灯とすっきりした明るい車内は観光客のみならず沿線利用者にも大好評だったそうです。
1964年までに3連×4本=12両が日車で製造されました。
1989年より冷房化。集約分散式CU-113形を2基搭載し、あわせて新塗装に改められました。2011年2月にはJR東日本253系NEXであった2100系「スノーモンキー」が営業を開始、2000系は定期特急運用から離脱し、2012年春には完全に姿を消す予定です。