水間鉄道は水間観音への参拝の足として1925年に開業しました。
1975年をピークに利用客はじわじわ減ってはいるのですが、1990年には1500Vに昇圧、冷房車を導入するなど努力を重ねてきました。ここではその陰で姿を消した500系をUPしました。500系は1971~73年に、昇圧で廃止となった南海1201系(モハ1201形10両、サハ1901形2両)を譲り受けたものです。なお南海モハ1201系は、1934~43年にかけて製造された主に鋼体化名義の新造車を中心とする合計72両の系列です。モハ1201形の他にモハ1051形、モハ1021形、モハ1551形、クハ1901形があります。相互に改造改番が行われていますので経歴は複雑怪奇です。 当初モハ501~510とサハ581、582で運用されていました。
その後、モハ501形の一部が電装解除されてクハ551形となっています。