三池炭鉱専用鉄道 デ4 電源車

撮影場所:宮浦

化学工場内における引火爆発の恐れから、無架線区間でも機関車の走行ができるよう、バッテリーから電力を供給する電源車です。
1962年に、無蓋車(ハコ1・7・9・11)を改造し4両製作されました。電源車「デ」に対応する20tB形機関車は、9~12・14号機です。
三池炭鉱の閉山によって、三池炭鉱専用鉄道がその使命を終えたあとも2020年5月まで宮浦にある三井東圧化学が原材料(硝酸)の搬入を継続しました。