10系は20m級のアルミ合金車体をもつサイリスタチョッパ制御(三菱製:1C8M)車です。1981年にデビューしました。
1988年6月の竹田延伸(近鉄乗り入れ)時から増備された10F以降の車体は日立製となりアルミ大型押出型材を使用した工法で製造され丸みを帯びているマスクが特徴です。
これら後期形の制御装置をVVVFインバータ制御に交換したのが10A系です。
モジュールはSi-IGBTですが、SiCダイオードを併用することで損失の低減を図っています。
主電動機も密閉型のMB-5156-Aに変更、130から140 kWにパワーアップしました。
2015~18年にかけ 11,13,15,16,17,19Fに対し施工されています。