京都市交通局初の地下鉄路線 烏丸線は1981年5月に開業しました。
これにあわせて用意されたのが10系です。4連×9本が近車で製造されました。
20m級のアルミ合金車体でサイリスタチョッパ制御となります。(三菱製:1C8M)
1988年6月の竹田延伸(近鉄乗り入れ)時には後期形 6連×5本が増備されました。
これら10F以降の車体は日立製でアルミ大型押出型材を使用した工法で製造されました。
丸みを帯びているマスクが特徴です。
初期形もこの時、中間車2両(1600、1300)を追加、6連化されています。
以後、烏丸線の延伸にあわせて順次増備され、1997年までに6連×20本=120両が製造されました。
2014~20年度に制御装置をVVVFインバータ制御(SiCハイブリッドモジュール適用IGBT素子)に交換した10A 系が登場しています。
こちらは別タイトルでUPします。
新型車両20系が2022年春から運行を開始、25年度までに計9編成を導入し、10系初期形を置き換える予定です。