京福電気鉄道は、昭和17年、京都電燈の鉄軌道事業を継承し設立されました。しかし
1985年には叡山電鉄に叡山本線・鞍馬線の2路線を引き継ぐことになります。
1978年の京都市電廃止によりターミナルである出町柳が孤立し、市内中心部に直結する路線バスに乗客が流れ、厳しい経営状態となった事がその背景にあります。
1989年に京阪鴨東線が開業、出町柳と連絡することで叡山電鉄の旅客数は倍増しましたが、累積赤字の解消はならず、京阪傘下での経営再建が図られています。
ここでは、京福に合併され引き継がれた車両のうち「,デナ21形」をUPしました。すなわちもと京都電燈デナ21形(昭和4年製)。もと鞍馬電気鉄道デナ121形(昭和3年製)です。
1986年の叡山電鉄発足時も引き続き使用されましが、
単行でワンマン運転をするため、
1987年に23・24がデオ710形711・712へ改造されました。
1993年、デオ810形の増備により122-126が、
1994年、125-124、21-22が運用を離脱、1995年には形式消滅しました。