関東鉄道 キハ300形/350形は、もと国鉄(→JR)の通勤型気動車であるキハ30系です。
1987年にキハ30形とキハ35形が各3両、キハ36形が4両の計10両が導入されました。(キハ35のトイレは撤去されています。)
1988年にはキハ35形9両とキハ36形1両の計10両が国鉄清算事業団から
1990年にはJR九州からキハ30形10両が、そして1992年にはJR東日本からもキハ30形3両とキハ35形7両の計10両が購入されました。
総数はキハ300形16両とキハ350形23両です。(入籍されずに解体されたものもあり)導入時は非冷房車でしたが、1989年度から冷房改造をしています。
また元々装備していたDMH17H形エンジンは1993~96年にDMF13HZ (230ps) に換装されました。
キハ300形(旧キハ30形)は両運転台車として、キハ350形(旧キハ35形 キハ36形)は片運転台車で2両編成を基本に最大4両編成で活躍していました。
キハ300形は2007年3月に、キハ350形も2011年10月に引退しています。