381系は、1972年、曲線通過速度を向上させることを目標に開発された振子式電車です。
1973年から「しなの」に投入された後、1978年の紀勢本線の電化に伴い、「くろしお」号として投入、国鉄分割民営化時には126両が継承されました。
JR西日本となり京都発の「スーパーくろしお」がデビュー。グリーン車にはパノラマグリーン車クロ380を編成しました。(白地にオレンジ、赤帯)
1998~99年にリニューアル工事が実施、普通車はシートピッチを拡大、グリーン車は3列座席化されました。(白地にエメラルドグリーン、ブルー)
2015年10月をもって「くろしお」運用から離脱、姿を消しました。