167系は急行用の165系をベースにした修学旅行用電車(65.66年製)でした。しかし、修学旅行の新幹線移行に伴い165系と混用で波動輸送用に転用されました。
JR西日本には波動輸送用である宮原電車区のクハ165形8両とクハ167形4両モハ167・166形ユニット6組12両の計24両(4連×6:K1~6編成)が承継されました。
97年には退役、2001年に姿を消しています。
日根野区には国鉄最後のダイヤ改正で紀勢本線の客車列車置換え用として松本運転所から3連×11本=33両が転入してきました。
和歌山-新宮間を中心に運用され、天王寺発新宮行きの夜行(通称:太公望列車)にも充当されました。2002年3月に定期運用は終了しました。