115系1000番台は1977~82年に651両が製造されました。
当初1000番台は信越線などの積雪地域用として作られました。一部の車両は冷房準備工事車でデビューしています。
300番台より耐寒耐雪構造が強化され 電動車に雪切り室が設置されたのが識別ポイントです。
台車はDT21B/TR62Aコイルバネ台車で、枕バネ、軸ばねには防雪カバーがつきます。
パンタグラフは耐寒構造のPS16J、あるいはPS23Aです。
クロスシートの座席間隔は300番台より70mm拡大 窓の割り付けが変更され車端部は全てロングシートとなりました。
岡山電車区には78年から4連が新製配置されています。
1984年より中間車に運転室ユニットを接合し3連化されたD編成が加わりました。