JR西日本 片町線は89年3月の改正で、木津駅 - 長尾駅間が電化され、快速の運転区間を拡大することになりました。
ところが木津-長尾駅間は7両編成に対応していません。そこで103系を分割併合仕様に改めることにしたのです。
④号車(サハ103)と⑤号車(モハ103)の双方に自動解結装置が取り付けられることになりました。
ただサハ103については、床下機器の位置に問題があり方転改造をしたことから、新形式のサハ102(=5001~5013)が付与されました。
またモハ103については運転台も新たに取り付けられクモハ103(=5002~5016)となりました。こちらが基本編成になります。
翌90年3月には基本編成を4連に増強しました。
付属編成④号車のサハ102形を基本編成⑥号車に移動。サハ102は自動解結装置を撤去、0番台(=1~13)に改められます。
そしてその自動解結装置は付属編成③号車のモハ102に取り付けられ、モハ102-5000番台が新たに登場することになるのです。(=5001~5013)