1968年 関西初の103系は鳳電車区に配置されました。車体色は青22号 京浜東北線と同じです。
ですが快速用として投入されたのは阪和線が初めてです。
1978年 鳳電車区の所属車は新設の日根野電車区に転出。
1987年 JR西日本に継承された103系は6連×29、4連×17本、3連×2の計248両でした。
以後 阪和線の主力として運用され1994年には紀勢本線へも延長運転しました。
対応した4連はATS-SWを設置、識別のため白帯が設けられました。(白帯は1999~03年度に撤去)
東海道・山陽本線の京都-西明石間の内側線は各駅停車が主に運行 京阪神緩行線と呼ばれます。
ここに103系が投入されたのは1969年 塗装は阪和線と同じ青22号です。
1975年には 京阪神緩行線の全車両が103系となったのですが 1982年より201系が投入され103系は関西本線 片町線などに転出します。
JR西日本に継承された京阪神緩行線の103系は7連×19の133両でした。
1991年では明石電車区に7連×15をメインに110両配置されていましたが すでに103系の運用は朝夕ラッシュ時に限定され1994年3月には京阪神緩行線での運用を終了してしまいました。