103系体質改善30N車は 1973年以降に製造された車両のうち 従来の更新工事を全く受けずに残っていたクハとモハを対象に改造されたものです。
先に改造された体質改善40Nと寿命をあわせるカタチでなされたもので、内装以外は大幅に簡素した改造工事となっています。
結果 こちらのほうが新しい改造車ですが ドア・側窓・屋根樋等が原形のままとなっています。
ただ運転台窓は一枚窓に改造されおり 屋根の上にはグローブ形ベンチレーターがないのが特徴です。
編成の全てが30Nというのは日根野区のHK604編成6連しかなく 他は混成編成です。
なお クモハ、サハは存在しません。