213系5000番台は、関西本線と並行する近鉄への対抗のため、JR東海が独自の仕様を加え1989年に製造した車両。転換クロスシートの快適な車両ではあるが、トイレもなく、またワンマン改造にもされていないことから、現在、日中はなかなかお目にかかれない。中央西線での使用も考慮されパンタグラフはすべてシングルアームに取り替えられた。ちなみに0番台は瀬戸大橋線用に1987年から、すなわち国鉄時代から作られたもの(3連)。現在はマリンライナー運用からは離脱。2連化されたものもあり、岡山地区ローカル運用で使用中。