国鉄の分割民営化直前の1986年に、四国地区向けに製造された特急用気動車です。
キハ181系の代替車というよりは、急行用のキハ58系を置き換え,同時に急行列車の特急格上げを狙ったものです。
そのため、短編成での小単位輸送を念頭に置いて設計されています。
JR四国となってからは、特急用気動車として2000系、N2000系という強力な新車が登場します。
そのため余剰となった185系は、一部、JR九州に移籍。また一般車に格下げされるものもあらわれ(3000,3100番台)すっかり影が薄くなってしまいました。
しかし、まだ徳島を中心に特急用気動車としてまだまだ元気な姿が見られます。 撮影2007.3