キハ40系は国鉄末期を代表する一般型気動車です。1977~82年に計888両が製造されました。
JR九州には、キハ40形(両運転台 片開き扉)2000番台36両と、キハ47形(片運転台 両開き扉)0番台61両、500番台2両、1000番台41両、1500番台2両の計106両、合わせて142両が承継されました。
なお500番台は寒地仕様 トイレなしは+1000番台となります。民営化後、機関換装(360PS)が行われキハ140系となったものもありますが、これは別タイトルでご覧ください。
97年、機関換装ではなく改造により出力増強(300PS)を図ったキハ40形2000番台2両とキハ47形0番台4両、1000番台4両には原番に5000を加えています。
99年からコマツ製SA6D125H(300PS)に機関換装されたグループが登場します。こちらはキハ140系にはならず、キハ40形は+6000、キハ47形は+8000を加えたものに変更されました。
キハ47形500番台、1500番台も同様に8500番台・9500番台となりましたが、2020年現在3500番台・4500番台に改められています。