キハ31形は、国鉄分割民営化に先立って1986年度に新潟鐵工所(現在の新潟トランシス)と富士重工業の2社で合計20輌が製造されました。そのすべてをJR九州が継承。1988年には3輌追加製造されました。エンジンはDMF13HS(250ps/1900rpm)が1基ですが、車体長を17mに短縮かつ軽量ステンレス製車体を採用することで、急勾配路線にも対応します。なお変速機は神鋼造機製TC-2A/新潟コンバータ製DF115A、台車はDT22G/TR51Eと廃車発生品を使用しています。2017年から廃車がすすめられています。