キハ20系はいわずとしれた国鉄の一般型気動車ですが、キハ20形500番台は室内灯が蛍光灯になり、暖房装置も温水式となった最終グループ。台車もDT22C・TR51Bに変更されています。
キハ52形は勾配区間用となるキハ20形の2エンジン形です
キハ20形に準じた片開き2ドア、2段窓の車体ですが、両運転台であることに加えてエンジン、変速機、ラジエータをそれぞれ2基搭載する必要から、キハ20形より、全長が1.3m長い21.3mとなっています。
100番台は1962年から1966年に製造された後期形で、水平シリンダー形エンジン(DMH17H)を搭載しています。
キハ35系は、通勤用に特化した3ドア両開きのロングシート車。キハ30形は、トイレなしの両運転台車となります。1963年 - 1966年に製造されました。うち0番台は
温暖地向けの一般形で1 - 100の100両が製造されています。