JR九州では1992年、JR四国で余剰になったキハ185系を計20両購入し、久大線の急行「由布」と豊肥線の急行「火の山」の車両を置き換えます。新たに特急「ゆふ」「あそ」として再デビューさせたのですが、塗装はJR九州のコーポレートカラーである赤を基調としたものに変更されました。当初は特急「ゆふ」と「あそ」によって車両を使い分けていましたが、後に共通運用となり、「あそ」は、「九州横断特急」とその姿を変えてゆきます。そして、それぞれに施されていたレタリングも、あわせて変化してゆくのです。そんな変化にも注目してご覧いただけたらと思います。