1977年から製造が始まったキハ40系のうち、JR北海道が引き継いだのは両運転台のキハ40形100番台 250両と片運転台のキハ480形300番台/1300番台(4/3両)の7両でした。当初キハ40系に搭載されたDMF15HSAエンジンは220psと車体の割には非力で、JR各社ではエンジンの換装を行っています。JR北海道でも同様ですが、優先されたのはワンマン化改造です。
1998~99年にかけ日高本線用のキハ130を置き換えるため、700番台(10両)を改造したものです。エンジンを300番台と同じN-DMF13HZB (330 PS/2,000 rpm) に換装しました。しかし300番台とは違って車内の改装は行っておらず、冷房装置も搭載されていません。空転対策の砂撒き装置を装備しました。 キハ40 710・713・717 - 719・728・731・743・753・794 → 351 - 360