1977年から製造が始まったキハ40系のうち、JR北海道が引き継いだのは両運転台のキハ40形100番台 250両と片運転台のキハ480形300番台/1300番台(4/3両)の7両でした。当初キハ40系に搭載されたDMF15HSAエンジンは220psと車体の割には非力で、JR各社ではエンジンの換装を行っています。JR北海道でも同様ですが、優先されたのはワンマン化改造です。
キハ40形100番台(101 - 250) 北海道用のトイレ付き両運転台車。100番台のうち(141-149)は1988年キハ400に改造され、他は1990年からのワンマン改造によりそのすべてが700番台になりました。なおキハ400は141-149の番号を引き継ぎましたが、700番台は施工順に番号を割り当てられたので、1995年の施工完了時701-841となり欠番はありません。2003年からは延命改造が施され+1000番台となります。なお96年に300/400番台が、98年には350番台が700番台から改造されていますので、1700番台には欠番が生じています。