EF64は1964年に登場した山岳路線向け発電ブレーキ付きF級直流電気機関車。
重連で使用するため総括制御装置と正面貫通扉を備え、また下り坂での安全対策のため発電ブレーキを搭載します。
制御器は電動カム軸式抵抗制御器(CS22)、電動カム軸式転換・バーニア制御器(CS23)、電動カム軸式界磁制御器(CS24)を搭載。
電動機は当時の標準であるMT52(425kW)を6基搭載します。歯車比は1:3.83。
客車用の電気暖房装置(EG)を搭載した車両と未搭載の貨物列車専用機が存在します。
1964~76年に、基本番台(1 - 79)79両、
1980~82年に、1000番台(1001 - 1053)53両の計132両が製造されました。
1000番台は別タイトルでUPしています。