JR東日本107系は、日光線や両毛線などで使用していた165系急行形直流電車から主要機器(台車DT32/TR69系)、主電動機(MT54系)、冷房装置等)を流用し、3扉の車体(ロングシート)を組み合わせて新製したものです。119系に準じた1M方式を採用。主制御器(CS54B)は勾配区間にも対応した使用になっています。JR東日本発足後初めての自社製造車両で、大井工場(現・東京総合車両センター)、大宮工場(現・大宮総合車両センター)、大船工場(現・鎌倉車両センター)、新津車両所(現・新津車両製作所)で製造が分担されました。