1971年の常磐線と営団千代田線との相互直通運転開始にあわせ10連×16本=160両が新製されました。
地下鉄線乗り入れにあたって車体に難燃対策(A-A基準)を施し、先頭車は非常時の脱出用に貫通扉を設置したのが大きなポイントです。
中間車を全電動車とした8M2T(Tc-(MM×3)-Tc)の強力編成で、地下鉄線内での勾配に備えました。
台車は0番代と同じくDT33、TR212、主電動機はMT55ですが、抵抗器は送風機がない自然通風式に、主制御器もバーニヤ制御のCS40に変更されています。
82年から203系が投入され、87年までに全車置き換えられました。
一部、常磐快速線、総武中央緩行線(営団東西線乗り入れ)への転用や105系への改造が行われましたが、1000番代としては2004年に姿を消しました。