国鉄 有蓋貨車 ワキ8000形 ワキ8589

撮影場所:
1970~73年に45両(ワキ8000 ~8011、ワキ8500~8532)が新製、ワキ10000形から59両(ワキ8750 ~8792、ワキ8950~8955)が改造されました。
なお電気暖房対応改造を受けワキ8540~8594,へと改番されたものもあります。
小荷物のパレット輸送用にスニ40,41形とともに運用を開始、東海道・山陽本線などの荷物列車 および急行列車などにも使用されました。
貨車と分類されますが、荷物車(客車)による小荷物輸送と、有蓋車(貨車)による通運業者を主とする小口混載貨物とに兼用できる「荷貨物兼用車」です。スニ40,41形がワキ8000形・ワサフ8000形に移行したと考えればいいでしょう。
1986年に小荷物輸送が全面廃止、1987年4月のJR移行までに全車廃車されました。