国鉄 ソ80形 繰重車 ソ82

撮影場所: ソ82 - 浜松駅(静岡鉄道管理局)
ソ80形 前期形(ソ80 - ソ83)
クレーンの基本性能はソ30形と変わらず、走行装置の形状も同一です。
あらたに動力として採用されたディーゼルエンジンはDMH17(160PS)。
これによって得られた電気によってすべての操作を行うディーゼル電気式です。
台車には各1個の電動機が装備され、低速ながら自走することができました。
1987年の国鉄民営化までに、全車が廃車されました。
操重車はクレーン車と思っていただければいいかなと思います。
地上設置のクレーンではどうにもならない貨物を扱う場合や
事故の復旧作業に用いられます。
脱線した重量の大きい機関車をレールに復帰させるには相当のクレーンが必要となります。大がかりなものになるのは当然です。
保線用もあります。クレーンで信号設備や分岐器などを荷下ろしするものです。
さらに橋梁の橋桁を設置する際に用いられるものも現れました。
撮影場所: ソ82 - 浜松駅(静岡鉄道管理局)
ソ80形 前期形(ソ80 - ソ83)
クレーンの基本性能はソ30形と変わらず、走行装置の形状も同一です。
あらたに動力として採用されたディーゼルエンジンはDMH17(160PS)。
これによって得られた電気によってすべての操作を行うディーゼル電気式です。
台車には各1個の電動機が装備され、低速ながら自走することができました。
1987年の国鉄民営化までに、全車が廃車されました。