国鉄 ソ30形 繰重車 ソ32

撮影場所: ソ32 - 高松駅(四国総局)

ソ30形(ソ30 - ソ36)は1936~47年にかけて、
国鉄浜松工場および日立製作所で7両が製造されました。
1928年にアメリカから輸入されたソ20形をベースに国産化したものです。
扱い荷重は主巻が65t、補巻が15t。
当初の動力は蒸気機関で、低速ですが自走も可能でした。
台車は3軸の板台枠式ボギー台車を2基備えます。
1970年に動力をソ80形と同じディーゼルエンジンに変更。
ソ80形とともに大型操重車として1980年代まで使用されましたが、
1987年の国鉄分割民営化までに全車が廃車されました。