ED76 -0番台(1~94)
1964~75年に九州地区での旅客列車用として製作された交流電気機関車です。ED75-300番台をベースとし,SGを搭載しました。SG搭載分の重量を分配するため軸配置をB-2-BとしたことからED76を名乗ります。
機器,部品などはED75と共通化されています。よって歯車比などもED75と同じで性能に大きな変化はありません。ただし中間従台車TR103Aは線路規格に合った軸重に変化させる機能を備えています。
ED76-1000番台(1011~1023)
1970~79年に九州地区での寝台特急やフレートライナーなどの高速列車牽引用に製作された交流電気機関車です。
ベースはED76(31~48)ですが,ED75-1000番台にならい20系客車,10000系貨車をけん引するための特別なブレーキシステムに対応します。
北海道向けの500番台は、別タイトルでまとめています。