-0番台
東北地区の交流電化拡大にあたり,標準形式とすべく既成の交流機の優れた部分を選りすぐった決定版です。1963~69年に160両製造されました。
主電動機はMT52(475kW×4),駆動方式はツリ掛け式に,歯車比は1:1.44 軸重16.8t,重量は67.2t。
-700番台
奥羽本線の秋田-青森電化開業用に1971~76年に88両製造された,耐寒・耐雪・耐塩害構造タイプの交流機関車です。
塩害対策のため,高圧機器をすべて室内に取り込んでいます。またパンタグラフが下枠交差形のPS103となりました。うち34両がED79 に改造されました。
-1000番台
東北・常磐線の特急旅客・貨物列車用として1968~75年に製作されたグループ。20系客車を100km/hで牽引するためのブレーキ増圧装置を装備します。製作期間が長く、仕様は製作時の基本番台に準じます。