キハ35系(通称)は1961年に登場した一般用ディーゼルカー。DMH17Hエンジンと液体変速機を組み合わせた点は、キハ58系と同じですが、両開き外吊りドアを片側3か所に設け、座席はすべてロングシートとした通勤輸送仕立てであることが特徴です。1966年までにグループ全体で413両以上製作されました。
撮影場所:
キハ35形は片運転台・トイレ付きタイプ。0番台(1-217:1961~1966)は暖地向け。500番台(501-531:19621965)は寒冷地向け、ベンチレーターを変更。900番台(901-910:1963)はステンレス車、3.6t軽量化を実現。