キハ35系(通称)は1961年に登場した一般用ディーゼルカー。DMH17Hエンジンと液体変速機を組み合わせた点は、キハ58系と同じですが、両開き外吊りドアを片側3か所に設け、座席はすべてロングシートとした通勤輸送仕立てであることが特徴です。1966年までにグループ全体で413両以上製作されました。