大雄山線では、70年代から80年代にかけて、17m級の国鉄電車がルーツとなる旧型電車が活躍していました。これらには国鉄から転入した車両と西武鉄道クハ1300形や相模鉄道2000形を経て譲り受けた車両があります。なかでもモハ160番台を名乗るものは相模鉄道時代に車体更新を受けており、17m国電でありながら張り上げ屋根になっています。事業用に残されたモハ165(→H8 コデ165)を除き、1996年には全廃されました。
撮影場所:大雄山
クハ185 1927年 川崎製国鉄クハ16106→相模鉄道へ払い下げ S36→旧相鉄2509→伊豆箱根鉄道へ S50.1→H8廃車大雄山線用 163F 3両編成 編成表←小田原① 大雄山③→モハ163-モハ164-クハ185 Mc-M-Tc参考;私鉄電車編成表83年版 撮影1988.9