一畑電気鉄道60系は、もと西武モハ221形(226.28.29)+クハ1221形(1221.23.30)。1961年に デハ60形61~63およびクハ160形161~163として導入しました。西武モハ221形は旧西武鉄道時代である1941年に梅鉢車輌で製造されたものです。導入時、西武所沢工場で2ドアセミクロスシート車に改造され、Mc-Tcの固定編成となりました。
1985年に形式消滅。
70系は、もと西武クモハ301形(301~04)。1964年に デハ70形71・72およびクハ170形171・172として導入しました。西武クモハ301形は武蔵野鉄道時代である1942年に木南車輌で製造されたモハ5570形。
1964年1月にクモハ301形となり同年3月、一畑へ譲渡されています。
この時西武所沢工場で2ドアセミクロスシート車に改造され302.04の電装を解除、HL化のうえMc-Tcの固定編成となりました。
1995年に形式消滅。
クハ100形(Ⅲ)は、もと西武クハ1231形(1235~38)
1959年にクハ101~ 104として導入しました。
西武クハ1231形は、武蔵野鉄道時代である1940年に木南車輌で製作されたクハ5860形。3扉ロングシート仕様の制御車です。
従来車の制御車として、北松江線における主力車両として運用されました。
1996年に形式消滅。