一畑電気鉄道 デハ20は1927年の電化開業時に導入されたデハ1形(日車製)のうち1951~53年に1・2・5をナニワ工機で改造、2扉・クロスシート化の上、デハ20形(22~24)としました。21はデハニ50形からの改造になります。
3000系の導入となる1996年まで北松江線で運用しました。デハ30形31は1921年に汽車会社東京支店で製造された国鉄モハ1057を1953年に譲受したものです。1955年にナニワ工機で車体を鋼体化、デハニ31となりましたが、1968年に荷物室が撤去されてデハ31となり、同時に2扉化されました。1986年3月に廃車。デハ10形11は1929年に導入されたデハニ50形(日車製)のうち54をナニワ工機で改造、2扉・ロングシート化したものです。