北陸鉄道 8000系はもと京王3000系。浅野川線用の1500V昇圧にあわせ1996年12月旧型車を全て置き換えました。3000系は井の頭線用のステンプラと呼ばれた系列で2通りあります。細分化すると8800系(モハ8800+モハ8810)は初期型の車体で幅2,700mmの片開扉車、8900系(モハ8900+モハ8910)は裾を絞ったワイドボディー(幅2,800mm)の両開扉車となります。レインボーカラーといわれた先頭部のFRPは北鉄のコーポレートカラーであるオレンジ色のものに統一されました。
いずれももとTcで、中間電動車デハ3000形・3050形の発生品を流用して電装しています。
制御器は東洋電機製ES573A、主電動機はTDK807/3C、台車はTS801Aです。