3000形「アレグラ号」は箱根登山鉄道初のVVVFインバータ電車です。
2014年に2000系の増結用として両運転台付きの車両が2両が製造されました。制御器のRG6025-A-Mは小型化のために補助電源用の機器を一体に集約した装置で、定速運転も可能にしています。ブレーキも当社初となる回生ブレーキを導入、抵抗器による発電ブレーキを併用しながら、回生ブレーキを優先とする方式としました。
これらとは別に、他車と同様、保安ブレーキとしてレール圧着ブレーキも装備しています。屋根上にはインバータ式冷房装置26,000kcal/hを1台搭載しました。