2000形「サン・モリッツ号」は1989年に登場した箱根登山鉄道初の冷房車です。足回りは1000形と同一仕様ですが13,000kcal/hの床置冷房装置を1両あたり2台搭載しました。91年に1編成を増備、93年には3連化のため中間車2両、97年には3連1編成を増備しています。しかし2004年に1000形を冷房化するために中間車2両を1000形に組込み第1第2編成は2連となっています。