福岡市営地下鉄 1000N系は1981年7月、
1号線(天神駅 - 室見駅間)開業時にデビューした1000系がベースです。
1000系は全部で108両(18編成)。
1984年1月にATOを使用した日本初のワンマン地下鉄車両でもあります。
JR筑肥線との乗り入れのため、地下鉄線内用の車内信号(ATC)自動運転台に加え、
JR用の地上信号(ATS)手動運転台が設置されています。
車体はセミステンレス車体。制御方式は電機子チョッパ制御でした。
IGBT素子によるVVVFインバータ制御に改められ1000N系と名を改めたのは、
1997年度から2004年度にかけてです。