遠州鉄道 1000系は遠鉄初となる3ドアロングシート車。
1983年に01Fがデビュー、96年には07Fが登場し、2連×7本=14両が在籍します。元祖赤電となる30形とは異なり直線を基調としたデザインとなっています。主要機器は30形カルダン車(モハ51-クハ61)を踏襲していますが、ブレーキは電気指令式(HRD-1D)に変更されました。
遠州鉄道2000系は遠鉄初となるVVVFインバータ制御(IGBT:1C2M)車。1999年に01Fがデビュー、2015年には06Fが登場し、2連×6本=12両が在籍します。車体、車内設備ともおおむね1000形に準じていますが、外見的にはシングルアームパンタグラフが識別ポイントです。